東武鉄道は、東武スカイツリーライン竹ノ塚駅付近での高架切替工事に伴い、2022年3月19日(土)22:40頃から北千住駅〜草加駅間で一部列車を運休します。
足立区の都市計画事業である連続立体交差事業によるもので、2016年5月の下り急行線、2020年9月の上り急行線に続いて今回、上下緩行線が地平から高架区間に切り替わります。当日は普通列車および東京メトロ日比谷線直通列車が北千住駅〜草加駅間の運転を22:40頃に終了し、最終列車まで運転取り止めとなります。日比谷線列車は北千住駅で、草加駅以北の普通列車は草加駅でそれぞれ折り返し運転を行います(最終列車の時刻表と運休区間の路線図は下図を参照)。
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なお、上下急行線の列車(急行・準急・区間急行・区間準急)は北千住駅〜草加駅間を含めて最終列車まで通常通り運転されます。
緩行線の運休に伴い、他社線(東京メトロ千代田線、つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナー)への振替輸送が行われるほか、北千住駅〜草加駅間の運休区間ではバスによる振替輸送も実施されます。振替輸送バスは北千住駅〜西新井駅間および西新井駅〜草加駅間の2区間に分けて運転されますが、道路事情により相当な時間がかかる場合があるとのことです。また、最終列車との接続は行われません。振替輸送バスの停まらない小菅駅を利用する際は、振替輸送バスの五反野駅乗降場所または千代田線綾瀬駅から徒歩でのアクセスとなります(詳細は下図を参照)。
なお、振替輸送の利用には普通乗車券または定期券(IC定期券を含む)が必要です。PASMO・Suicaは振替輸送の対象外となるため、あらかじめ乗車券を購入してから振替輸送(鉄道・バス)を利用するよう案内されます。
翌2022年3月20日(日)は始発列車から通常通りの運転となります。竹ノ塚駅はすべての線路が高架化され、2か所の踏切が廃止されます(詳細は上図を参照)。なお、荒天等のやむを得ない事情により工事を延期する場合は、2022年3月26日(土)の同じ時間帯に行われます。